チーズの色々

 

「パルメザンチーズ」は、イタリアを代表するチーズであり、イタリアチーズの王様とも呼ばれています。本来では、その名前がついたイタリア、エミリア・ロマーノ地方で作られたチーズにのみ与えられる名称です。近年では、アメリカや日本、アルゼンチンなどでも作られるようになってきています。パルメザンチーズは、ケークサレの生地の中に練り込まれ、その味の基礎を作るために使用されることも多いのです。

 

スイスのグリエール村を原産地とする「グリエールチーズ」は、非常に硬質なチーズです。クリーミーで少し酸味のある芳醇なコクをその特徴としています。チーズフォンデュやグラタン、キッシュなどによく使用されるチーズです。

 

「クリームチーズ」は、生クリームやクリームと牛乳の混合物から製造した、非熟成の軟質チーズです。非常に口当たりが良く滑らかであり、コクがあって穏やかな酸味とバターのような柔らかさがあります。

 

オランダの代表的なチーズといえば、ゴーダ地方で作られた事がその名前の由来となっている「ゴーダチーズ」でしょう。ゴーダチーズは牛乳に乳酸菌と酵素を加えて熟成されたもので、マイルドでクセのない、乳酸菌が生きているセミハードなチーズです。

 

チーズの女王とも呼ばれる「カマンベールチーズ」は、フランス北西部にあるコミューンという小さな村で誕生したとされており、軟質チーズの表面に白カビを生やして熟成させたチーズです。コクと旨みがあり、ワインに良く合いますし、料理にもよく使用されます。

 

オランダ原産の「カッテージチーズ」は、脱脂乳から作られる、白くもろい外観をした非熟成チーズです。その味は淡白であり、少しの酸味と爽やかな風味が特徴です。乳脂肪分が低く、カロリーも低い軟質のフレッシュチーズです。